自分軸

色々な思いからTOUを始めました。その中の一つに「人々の生き方に対しての価値基準」についての思いがありました。他者の価値基準に囚われず、もっと素直に自分の本心に従って生きる。

『自分にとって本当に大切なものは何なのか?』

人それぞれ大切なものは違っていいはずなのだけれど、いつしか大勢の他人の意見や評価ばかりを気にしてしまうようになり、本当に大切なものが見えにくくなってしまったように感じる現代。何か行動をするときは、当たり前だけどその行動やその先にあるものを調べ、その過程の中で時には他者の意見や評価を見て安心し、気が付けば他人軸に沿って行動を起こす。大抵の出来事が予定調和で進んでいき、最後の結末もその予定調和の中で着地。その過程の中に面白さもあるのかもしれないけれど、まるで最初から見どころや結末やオチが分かっているドラマの答え合わせをしているよう。自分の人生に置き換えたときに、本当にそういった人生を選ぶのだろうか?幼いころがそうであるように、人は本来もっと好奇心旺盛な生き物のはず。予定調和の外にある、もっと余白のある不確実なものも楽しんでみては?

私は日々、そんなことを考えながら、石という人が何万年も前から身近に触れてきた原始的な素材を道具として、失いかけていた自分軸という感覚を取り戻そうとしています。

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